有期雇用契約期間中の退職について

2025年

有期雇用契約期間中の退職について


・1年契約の有期雇用社員の場合(1/1~12/31)などの場合
有期雇用契約期間中の退職はできない。ただし、やむを得ない事由があるときは退職することができる(民法628条)

・1年以上の有期雇用契約社員の場合(1/1~翌年6/30)などの場合
1年を経過した以後時は使用者に申し出ることにより退職可能となる。 (労働基準法137条)
 
※デイリー社グループ就業規則は退職の申し出は5か月前の申し出が定められている。その定めに従い有期雇用契約者も申し出すれば雇用期間中退職を使用者に申し出できる。

※やむを得ない事由とは・・・・心身の不調 就労不能
               賃金、残業代不払いなどの債務不履行
               家族の介護等
ただし、労働者の過失によってやむを得ない事由が生じた場合には、その損害賠償を負う義務がある(民法628条)